どうやって薬を選ぶの?

 基本的には「四診」という観察をもとに分析し効果的な治療方法をたてます(「弁証論治」)。

 四診には、

 ■「望診」(顔色やつや・目・舌の色などを診る)

 ■「聞診」(声の大きさ・呼吸の状態などを診る)

 ■「問診」(病気のきっかけや経過・全身症状・悪化条件などを聞く)

 ■「切診」(脈の頻度や強弱などを診る)

 があり、最もウエイトが大きいのが、「問診」です。

 このように四診で得られた情報を総合的に判断し必要な漢方薬を選択します。