四季の薬膳アイデア 中国漢方で考える ―冬―の特徴 【月刊ツイン2018年2月号掲載】

月刊ツイン2018年2月号

冬は冷えからくる痛みや不調がおきがち。食事や飲み物は、できるだけ温かい状態で摂りましょう。

冬の野菜や寒い地域でとれる魚は、体を温めたり、粘膜を守るものが多いので、うまく活用して。
 

<冬の食材>

【補気】
えのき、エリンギ、しいたけなどのキノコ類、にんじん、大根、れんこんなどの根菜類
【補腎】
エビや牡蠣、あさりなどの貝類、黒ゴマ、黒豆、昆布などの黒いもの、ヤマイモなど
【補温】
紅花、マトン、鮭、シナモン、玉ねぎ、ねぎ、しょうが、らっきょうなど

 
<牡蠣のとろとろスープ> 材料2人分

牡蠣・・・4個
マッシュルーム・・・4個
チンゲンサイ・・・4枚
白ワイン・・・50cc
コンソメスープ・・・200cc
豆乳・・・100cc
山芋すり下ろし・・・50cc
塩・黒こしょう・・・少々

1.牡蠣は塩水でよく洗う
2.マッシュルームはフキンで汚れを拭き取り、1/2か1/4に切る
3.チンゲンサイは水洗いし、横に2センチ幅に切る
4.鍋に牡蠣と白ワインを入れて火にかけ、アルコール分をとばす。牡蠣は取り出しておく
5.4の鍋に150ccのコンソメスープを入れ、沸騰したら、チンゲンサイ、マッシュルームを入れて1分ほど煮る
6.山芋のすり下ろしに残りのスープを加えて、のばしてから鍋に入れ、沸騰したら牡蠣、豆乳を入れてトロミが馴染むように混ぜながら煮る
7.塩・黒こしょうで調味したら出来上がり
※コンソメスープの塩分量で塩味を調整する

 
月刊ツイン2018年2月号に掲載中